株式会社イルカ

社員インタビュー

ディレクター / アオキ タクト
ディレクター

アオキ タクト

多分、ほとんどの人は初めまして。ILCAという色んな事をやってる不思議な会社に、不思議な縁で入社して、「ディレクター」という不思議な仕事をやっているアオキタクトと言います。

ディレクターっていうのは「こういう映像が作りたい!」って最初に考えて、あとはひたすら「これはもっとこう!」とか、「アレをもっとフォウ!」とか延々と言い続けて、自分は何一つ手を動かしてないのに、「〇〇監督作品」なんて言われて、その人が作ったって事にされる不思議な仕事です。(多分。)僕がこの不思議な仕事に就いたのは、実はILCAに入ってからなんです。

思えば、子どもの頃からずーっと、何かを作ってる子でした。幼稚園の頃は、親が心配になるくらいひたすら粘土をこねてたそうです。小学生の頃は、絵を描いたり、漫画描いたり。そのうち中高生になって、演劇の真似事してみたり、小説書いてみたり、自主制作映画みたいなものを作ってみたり。そうだ、BASICっていう比較的簡単な言語でゲーム作ったりもしましたね。でも、しょせん子どものやる事ですから、すぐにうまくいかなくなって、しまいに飽きてきちゃったりして、結局、未完に終わり、今も黒々と輝く僕の黒歴史になっているわけです。

その後、僕は音楽に目覚めまして、いわゆるバンドマンとしての活動をしていくんですね。で、20代の後半ごろ、ふと、「自分で作った曲に、自分で映像つけれたら、楽しいだろうなあ」って思ったんですよ。で、映像の作り方を独学で勉強していったんです。バイトしながら(泣)、細々と一年以上かけて、素人なりに見よう見真似でアニメーション作品を作ったんです。バカな話なんですが、いきなり30分もある作品を作ったんですよ。まあ、そのバカさ加減がウケたのか、あるコンテストに出してみたら、賞をいただけて。それきっかけで、ちょこちょこと映像のお仕事を頂けるようになっていったんですよね。そのまま、自然とフリーの映像作家のようになっていき、そのうち、生意気にもアシスタントさんとかも雇うようになっていって。段々、自分で直接作るよりも、指示を出している時間が増えていったわけです。

んじゃ、このまま会社にでもすっかなー、なんて思ってもいたんですが、会社勤めしたこともない人間が会社なんか作っても、どうせ上手くいかないよねー、なんて悩んでたら、折り良く、ILCAに来ませんか、と声をかけていただけたんです。ILCAに来たら、忙しくなっちゃって、自分で手を動かすのが完全になくなって、指示を出すだけに特化したんですが、それがどうやら世間では「ディレクター」だったらしく、晴れて僕は自覚もあまりないまま、ディレクターになりました(笑)すみません、不真面目で。なりたくて頑張ってる人もきっとたくさんいるのに。でも、普段はちゃんと仕事してますよ。(多分。)

こうして振り返ると、我ながら節操のない生き方だなあ、と思いますが、まぁ、要するに何でも良かったんですよ。何か、自分の作品だな、と思えるものを作れていれば。言葉にできない何がしかの思いとか考えとか気持ちとかを、他の人にも分かる形に起こす為に、その時々で粘土こねたり、ギター弾いたり、映像作ったりしてたわけです。

これからクリエイターを目指す人にアドバイスを!なんて実は言われちゃったりしてるんですが、本音を言うと、うーん、困ったなあ、と思ってるんです(笑)目指すも何も、普通は物心つく前から、息するように当たり前に何か作ってるもんじゃないんですか、そういう人たちは。その時点でその人は、もう立派なクリエイターですよ。

プロとアマにあるのは、それを収入源にするかどうかの違いだけで、クリエイターとしての価値の本質には一切関係ありません。だから、胸を張って、一心不乱に丁寧に丁寧に、自分の信じる良い物を作り続けてさえいれば、それだけでいいんじゃないかなあ、と思います。で、収入源にしたいなら、会社には入ったら良いと思います(笑)

折角だから、ILCA一緒に楽しくやりましょうよ。

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